1954-11-17 第19回国会 衆議院 労働委員会 第44号
○馬淵参考人 それでは私から、参考人といたしまして、今回の次官通牒に関しまして意見を申し上げます。 わが国の労働運動が、終戦後急激に発達いたしまして、また労使間の争議に対するルールというようなものが確定いたしておりませんために、ともすれば、争議が非常に暴力的な個人の自由を束縛し、あるいはまたそれに暴行、危害あるいは騒擾、破壊を加えるというような傾向が発生しがちでございます。このことは、もうすでに申
○馬淵参考人 それでは私から、参考人といたしまして、今回の次官通牒に関しまして意見を申し上げます。 わが国の労働運動が、終戦後急激に発達いたしまして、また労使間の争議に対するルールというようなものが確定いたしておりませんために、ともすれば、争議が非常に暴力的な個人の自由を束縛し、あるいはまたそれに暴行、危害あるいは騒擾、破壊を加えるというような傾向が発生しがちでございます。このことは、もうすでに申
○馬淵参考人 それでは私のかつてなことで、時間を早めていただきまして……。
○馬淵参考人 ちよつと委員長に申し上げます。私使用者側の馬淵ですが、時間の関係で、もしも北岡さんにお時間を繰合せていただければ……。
○公述人(馬淵威雄君) 私のはむしろその立案の趣旨が一体どつちにウエイトがかかつておるのかはつきりしない、若しも公共の福祉というところにウエイトを置いて考えるならば、私は今の労働情勢から見まして止むを得ないと見ておる一人であります。ですから及ぼしてよろしいと思つておるのでありますが、それならばそういう今の電氣、石炭等に当然及ぼしたものを考えるべきではなかろうか。單に公共企業体というのを公務員法との関連
○公述人(馬淵威雄君) 御指名によりまして東宝株式会社の副社長の馬淵でございます。本日公共企業体労働関係法案に関します私の所見を申さして頂きます。 我々の企業と全く縁のない企業体の労働法案でございまするの、一見無関係のように見えまするが、我々民間企業の労働関係にも重大な影響を及ぼします法案でございまするので、その関連性におきまして若干意見を述べさして頂きたいと存じます。 第一番にこの法案を繞りまして